E・N様 43歳
妊活ご出産報告
報告が遅くなりましたが、無事に出産しました。
予定日より5日早くに陣痛がきて6時間程で産めたので、 初産としてはかなり楽なお産で本当に良かったです。
妊娠中よりそあら鍼灸院に通って特に何の異常やトラブルもなく、 順調に出産できた事、心より感謝致します。
先生、スタッフの皆様ありがとうございました!
そあらに通って本当によかったです。
アンケート
Q:そあら鍼灸院に行こうかなあと思うようになったのは、いつ頃、 どのようなきっかけからですか?
体外受精の結果がうまくいかなかったから。
Q:そあら鍼灸院の印象はいかがでしたか?(ホームページ・院内・先生スタッフ等)
いつも親身に話を聞いていただけるので、精神的に楽になれました。
Q:刺さない鍼と、脈をみての治療する不妊治療の鍼灸院は珍しいと思います。 どのような点に価値を感じ、続けて通院していただけましたか?
冷えがなくなってきていると実感できたから。
(いつもおしりが冷える体質でした。)
Q:そあら鍼灸院をひとことで表すと、どんな鍼灸院ですか?
結果を出してくれる鍼灸院。
Q:これまでの不妊治療で、今だから言える辛かったことはどんなことですか?
女性の年齢だけでダメだと判断されること。
不妊治療は精神的にも金銭的にも体力的にも辛かったです。
☆同じように悩んでいる方へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
不妊治療クリニックだけでは高齢だと(40歳以上?)妊娠するのは難しいのかもしれません。
しかし、鍼灸院で、体質を変えてみるときっと良い結果が出ると思います。
そあら鍼灸院よりコメント
E.N様 ご出産おめでとうございます。
お産も比較的スムーズだったようで良かったです。
日頃から運動もよくなさって、鍼灸も前向きに取り組んでいただけたお陰です。
ご夫婦で共通の運動をされるのは様々な相乗効果があっていいですね。
いつもとてもパワーがあってすごいなと感心していました。
赤ちゃんもパワー全開だと思いますが、子育て楽しんでくださいね。
松本
不妊鍼灸治療の解説
初診時の所見
初診時にいくつか確認することがあります。
E.N様は問診票に「移植直前の鍼灸治療と受精卵の質のアップ」をしたいとご記入がありました。
過去の治療経過を確認すると、何度も採卵をしている点。
最近は苦戦中だが初めのころは着床もできていたことがあります。
そして治療の終了時期を決めているという事がありました。
それを踏まえると残された期間は長くはありません。
元々は体力もありエネルギー量自体はあるとみました。
最近の病院での治療結果を考えると、元々もっている力はあるにも関わらず、その力が阻害されていてうまく本来の力を発揮できていないだけです。
邪魔なものを取り除いて、本来の力が発揮できるようにしてあげればいいので、このような場合は案外早く変わることが期待されます。
妊娠の邪魔をしているのは熱を取り除く
邪魔しているものは季節が6月7月という暑さもあって「熱」が原因でした。
顔がほてったり赤くなりやすかったり、身体が熱いのは熱の所見です。
脈にも夏の熱の表す脈(鈎脈といいます)が出ています。
(元々熱がある時点でエネルギー量自体は多いのです。)
一般的には妊活は「冷えがよくない」、「熱がある」分には良いのかと思ってしまうかもしれません。
しかし熱も多過ぎると様々な問題を起こすのです。
熱は足元に多いと良いもので、上半身に多いとよくありません。
上半身に熱が多い症状は、顔がほてったり頭痛・肩こり・睡眠がよくない・イライラ等がでます。
上に「熱」が多いと、下に行くべき熱が少なく足やお尻が冷たくなったりします。
これはバランスの問題です。
実際E.Nさんも、いつもお尻が冷える体質だと認識されていました。
E.Nさんの場合、悪さをしている上の熱を下に巡るようにしてあげれば、下の冷えも解消されるというメカニズムです。
上で邪魔をしている熱を取り去ってあげると、足元に熱が移動し足も温まり体のバランスが非常に良くなります。
(水の入ったストローの上を指で押さえると水が落ちてきません。指を離すと水が下に落ちてきます。
これと同じように「熱」の蓋みたいなものが上にあるので、それを取り去ってあげると「熱」が下に移動してきます。)
このように上に溜まっている「熱」を取り去って、「熱」を体中に循環させてあげるという治療をして、比較的時間がかからず自然にご妊娠となりました。
まとめ
E.N様の場合
・元々エネルギー量自体は多い。
・「熱」が上半身に多く、身体全身に巡るべき循環を阻害している。
・体質にあわせ季節的にも「熱」が多くなりやすい。
・全身に必要な気が巡るようにするため、治療は「熱」を処理すること。