不妊治療(不妊鍼灸、はりきゅう)新宿区のそあら鍼灸院

03-6908-6744
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-13-7 タカラビル2F

妊娠中・産後の鍼灸

妊娠中/産後

妊娠中・産後の鍼灸

妊娠おめでとうございます。
嬉しさと同時に、このまま妊娠が継続するか不安な気持ちもあると思います。
ここでは妊娠中における当院の治療について解説いたします。

妊娠初期の鍼灸の効果

1.ストレスを緩和して血流の循環を良くし、子宮への血流の循環をよい状態を保つ。

例えばお母さんがストレスを受けると、交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると血管を収縮させてしまうため血流が悪くなります。
すると子宮の血流が悪くなります。身体はまず自分の心臓へ血流を届けるため、結果子宮へ届きにくくなります。
痛くない鍼でリラックス効果を出しながら子宮への血流の循環をよい状態を保ちます。
刺さない鍼のため初めての方でも安心して受けられます。

2.出血に対しての治療

原因のはっきりしない出血も多く安静にするしかないと言われますが、鍼灸治療では妊娠初期に限らず不正出血に対して治療をすることがあります。
染色体異常が原因ではない場合が対象となります。

3.流産の予防に対しての治療

抗リン脂質抗体や血液凝固因子があるためアスピリンやへパリン療法を行いながら併用して鍼灸治療を受けられている方が多くいらっしゃいます。

近年は免疫の問題に対してのアプローチも盛んになってきました。
卵質ばかりでなく子宮環境・着床環境もクローズアップされています。 

東洋医学的に考察してみると「胞(子宮)」と言われる部分では、異物を攻撃しないためあまり免疫が働かないようにできており、子宮環境を整えることが重要です。

転座については、染色体に異常のない卵子が排卵されること(当院の良い卵子を得るための治療は、すなわち良い卵子が選ばれるための身体づくり)だと考え、妊娠前からの積極的な身体づくりを行います。


また、そあら鍼灸院では流産率を重視しています。
2019年12月末日までで妊娠者数が871例、流産となってしまった方が159例で18.3%。 
当院の平均年齢が30代後半なので、経験的には鍼灸で寄与できると考えています。 (一般的な流産率は35歳で20%、40歳で40%)

4.つわりや妊娠初期の諸症状に対しての治療

妊娠初期で特に多いのはつわりです。
鍼灸でつわりの治療はよく行います。
またご自宅でできるつわりのお灸もあるので、お伝えしています。
つわり以外の体調不良があるときにも、よほどのことがないと薬は避けたいところです。
薬を使わずに治療できるのが鍼灸のメリットです。

12週仮卒業→「ご出産のための身体づくり」「妊娠中のストレスケア」

そあら鍼灸院では妊娠12週までを最低限フォローしたい時期としています。
その後は「ご出産のための身体づくり」「妊娠中のストレスケア」として、3-4週に一回ペースでの鍼灸をご提案しています。
安産灸もその一環となります。

妊娠中のストレスの胎児への影響

妊娠中のストレスが強いものであれば、後期・早産のリスク、赤ちゃんの神経系の発達に作用し情緒不安定などが挙げられます。

「妊娠中に火事を見ると赤アザの子が産まれる」といい、 要するに妊娠中のストレスは生まれた赤ちゃんにトラブルが起きやすいという意味です。

東洋医学では2000年以上前に書かれた本のなかには、妊娠中に大きな精神的ショックを受けた場合に、生まれた赤ちゃんが癲疾を病む…癲癇などの脳疾患のこと と言っており、それだけ昔から妊娠中の体調と赤ちゃんの関係性を記述しています。

「ご出産の身体づくり」とともに、「妊娠中のストレスケア」をして赤ちゃんが健やかに育つ環境づくりを大切にしています。

安産灸

安産灸の効果は大きく二つあります。 
1 妊娠中のむくみやだるさが取れ、陣痛が軽くすむ。自然にまかせて楽なお産ができる。 
2 生まれた赤ちゃんが丈夫に育つ。具体的には胃腸が丈夫で活発に活動する。

生まれた赤ちゃんへの効果もあるため、帝王切開が決まっている方にもそあら鍼灸院では安産灸をおすすめしています。

安産灸の開始時期は、当院では胎動を感じてからです。 三陰交というツボに行います。

直接もぐさを燃やすお灸が効果が高く、鍼灸院で行うのものと同じお灸になります。 
熱過ぎてできない、痕が残るのが抵抗がある場合はそれらを緩和する台紙を使い安産灸を行うことができます。 
一緒にお灸を練習しますのでご安心ください。
安産灸

逆子鍼灸

病院で逆子と診断されても、「そのうち治るよ」と言われることも多いのではないでしょうか。
いずれ治るかなと思っていても、なかなか戻らないとだんだん焦ってきてしまうと思います。
助産師さんから鍼灸が良いと聞いて訪れる患者さんがおられます。 
鍼灸はリスクなく逆子鍼灸を行うことができます。

逆子の原因

・子宮の形(単角子宮、双角子宮)
・骨盤が狭い
・子宮筋腫
・胎盤の位置(前置胎盤、低置胎盤)によるもの
・羊水過多
・多胎
など。しかし多くは原因不明です。

そあら鍼灸院の逆子治療

逆子は28週から32週位であればとても治りやすいため、逆子と診断されたら早めの鍼灸をおすすめしています。

逆子が治りやすい身体の環境を整える

子宮への血流を上げて子宮の筋肉の緊張を緩め、赤ちゃんが動きやすい環境を整えます。
そのためにはお母さん自身のお腹の張りや、こり、むくみを改善することで逆子が治りやすい身体へと整えます。

東洋医学的には上下の陰陽のアンバランス(冷えと熱のアンバランス)があるために、逆子というアンバランス状態になります。
つまり足の冷えや上半身の熱を解消し、身体全体のバランスを整えることで逆子が治りやすい身体へ変わっていきます。

鍼灸をすることでお母さんの身体が整い、逆子が治りやすい身体=お母さん自身の治す力を引き出す治療です。
逆子が治りやすい身体の環境を整える

ご自宅で取り組んでほしい逆子対策

  • 逆子灸
  • 冷えの改善
  • お腹を柔らかくする
  • お腹の深部の体温を上げる
ご自宅でできる「逆子灸セット」があります。
ご自宅にてお灸をしていただくと、より効果的です。

赤ちゃんが向いている位置によって「至陰」「三陰交」といったツボにお灸を行っていただいております。
逆子のお灸の論文はいくつも出ていますが、その中で自宅で行うお灸指導の多くが直接灸のため、直接灸ができる方はぜひ行ってみてください。
お灸のしかたは当院でお伝えしています。
逆子のお灸

妊娠中でも安心 刺さない鍼で行う鍼灸

妊娠初期から出産直前(陣痛促進の鍼灸)、産後の不調に対する鍼灸を行っています。 
一般的に妊娠中の鍼は細心の注意を払い、強い刺激や直接的に腹部へ深刺し、腰まわりへの強い刺激は避けます。 
妊娠初期には禁忌とされている施術部位や、流産の危険があるため避けた方が良いとされているツボがあります。 
そのようなツボを避け、安全に安心して治療を任せられると思えることが重要だと考えます。

妊娠中の治療の姿勢

10週頃~

うつ伏せ時の治療では、妊婦さん用のクッションを使いうつ伏せで行います。
横向きが楽な場合は、横向きで治療を行います。
妊娠中の治療の姿勢

お腹が大きくなってきた頃〜臨月

仰向け時に立て膝にて治療→上記同様、臨月でもうつ伏せになれる妊婦さん用のクッションを使いうつ伏せで行います。
横向きでの治療を希望される方はおっしゃってください。 
お腹が大きくなってきた頃〜臨月
※立て膝での治療は、仰向け時に膝を伸ばしたまま治療をすると、大きくて重くなった子宮が下大静脈を圧迫して、心臓へ戻ってくる血流量が減って、心拍出量が低下します。すると血圧が低下します。
嘔吐、めまい、悪心などを起こす仰臥位低血圧症候群を起こす可能性があるためです。