そあら鍼灸院について
人生が変わりました
不妊治療専門院として開業して15年目になりました。
開業前は妊活専門の鍼灸院で勤めていましたが、その時から妊活はメンタルが重要だと感じました。
当院の施術-お腹ver-
当院の施術は、ひとことで言うと妊娠しやすい脈・お腹づくり を行います。
妊娠のしづらさというのは、冷えや血流の滞りで堅いお腹になることで起こります。
まずはじめにすることは、仰向けでお腹の堅さをみます。
それによって根本原因である血流が最も滞っている部分を見つけます。
その状態をていしん治療(刺さない鍼)を行うことで、
血流が流れて温かく柔らかいお腹になります。
つまり人の体は、冷えや血流の滞りで、固まった状態ではダメなのです。
私たちの施術は、あなたの体の堅くなったお腹を
血流の良い状態にすることを目的としています。
この施術を受けて、妊娠された患者さんの多くは、
「体が緩んでポカポカして、妊娠の希望を持てるようになりました」と、
次に来院されたときに喜んでくれます。
あなたが1日でも早く
先の見えない不安から解放されて、妊娠・ご出産できるよう、
これからの施術(治療)の計画を、責任を持って出しますから、安心してくださいね。
そあら鍼灸院の他にはない5つの特長
1.西洋医学(クリニックでの治療)を重視します
2.「採卵周期」「着床鍼灸」等クリニックの治療状況に特化した施術提案があること
3. 鍼灸医学の真髄といわれる「脈診」による、東洋医学の視点だから得られる鍼を受けられること
4.「刺さない鍼」で全く痛くない鍼治療を受けられること
5.身体づくりによる変化や経過確認の評価(見える化)

1.西洋医学(クリニックでの治療)を深く理解したサポート
多くの患者様がクリニックに通院しながら通われています。
常時30施設程のクリニックになるでしょうか。
卵巣刺激の方法や、着床に関わる検査などクリニックによって特色も様々です。
クリニックで受けられている治療を、より効果が出るよう身体の側から下支えできるようサポートします。
そのため西洋医学の知識は必須なので、必ず押さえておくべきことになります。
また現代は情報化社会であり「情報によって自分の将来が決まる」ともいわれます。
それだけ知識は重要なものになりますので、18年間妊活を専門的に携わってきた鍼灸の経験と、認定不妊カウンセラーとして適切な情報提供を心掛けます。
初診では状況をしっかり理解し、より効果的な身体づくりができるよう30-40分ほどカウンセリングのお時間を設けております。
個室のため周りを気にすることなくお話しいただけます。
お飲み物でも飲みながら気構えずにどうぞ。
解決したいことや不安なこと、これからどのように身体が変わっていくのかなど気になることは何でも聞いて下さいね。
2.「採卵周期」「移植/着床鍼灸」等クリニックの治療状況に特化した施術提案
① 採卵について
・質の良い卵子を採りたい
・採卵の数が増えると嬉しい
・胚が凍結できるようになりたい
② 移植/着床について

根本アプローチとそれによる身体の変化

3.鍼灸医学の真髄といわれる「脈診」による、東洋医学の視点だから得られる鍼を受けられること
東洋医学のみならず中国思想の概念は「気」によります。
世の中の「働き・機能」(エネルギーのようなもの)は気によると捉えています。
そのため医学においても体に起こっていることはすべて「気」の作用によるものと考えています。
それを把握するのが四診といわれる診察法で、その代表的なものが「脈診」です。
つまり「脈診」をはじめとした四診を用いることで、東洋医学的な身体の把握が可能になり、ツボを選ぶことができます。
私は2006年に脈診重視の鍼灸の専門学校に入り、2007年より脈診流の学術団体に所属し、毎月研修を行い、代表として研修会の学術カリキュラムの作成や指導を行っています。
延べ45,000人の患者様を施術する中で気が付いたことは、妊娠される患者様にはある共通した脈になっていくことです。
少し早くて、勢いがあり、スムーズで太さが出てくる脈。
これは熱を帯びた脈ですが、妊娠中はこのような脈に変わってきます。
この脈に近づいてくることが「妊娠しやすい脈」、つまり東洋医学的な「妊娠しやすい身体」であるということが分かりました。
東洋医学では赤ちゃんは「陽の気」の塊と考えます。
「陽」とは温かいエネルギーのようなものです。
「陽の気」の赤ちゃんがお腹に宿るため熱を帯びた脈に変わります。
それだけエネルギーが充実している状態なので、その状態に近づくことが重要だということです。
脈診による刺さない鍼だからこそ可能な妊活に特化したメソッドの鍼灸を東京で受けられるのはそあら鍼灸院だけです。
4.「刺さない鍼」で全く痛くない鍼治療を受けられること
妊娠しやすい脈づくり
東洋医学の長い歴史を紐解くと、「脈」についての記載が非常に多くあります。
刺さない鍼治療

刺さない鍼も存在しており、実際に小児鍼(赤ちゃんへの鍼)は一般的に刺さずに治療します。
そのため痛くなく鍼ができるため、緊張することなくリラックスして受けることができます。
5.身体づくりによる変化や経過確認の評価(見える化)
妊娠しやすい身体づくり、下記の図の赤いラインに近づくことが目標となります。
その際に、途中経過として
・初回
・約3-5回目
・約8-10回目
に身体づくりがより良い方向に向かうよう効果の相互フィードバックを大切にしています。
不調の改善や期待等は、途中経過が順調に進んでいるかの大事なポイントになります。
以下は患者様から途中経過にいただいたアンケートです。
初診後のアンケート結果
「卵子の質をあげたいという目的で施術していただきましたが、まさか長年諦めていた末端冷え性が改善に向かいそうなことに驚きました。外は気温も低く寒かったですが、帰路で足が再び冷たくなる感覚はなく、ずっとポカポカで、身体も温かく、電車に乗る頃には汗ばんでおりました。驚きです。来週の採卵までに集中的に通って成果を出したいとは思いつつ、ストレスをかけないよう、リラックスした気持ちを忘れずに、家でもお灸をしたいと思います。」
「こんなに問診を丁寧にしていただいたのは初めてなので、要望をわかった上で施術いただいている安心感があります。大きく変化したわけではありませんが、肩まわりがラクになったり、リラックスした感じがします。あと、最後にメモをいただけるのがうれしいです。」
「自分の身体の特徴を言い当てていただいて驚きました。最初は何も感じなかったのですが、少しずつ変化を感じて、施術後帰宅時には頭がぼーっとリラックスしている感覚がありました!またよろしくお願いします。」
3-5回目のアンケート結果
「長年、足の冷え・むくみに悩んでいて、こういう体質だとあきらめていましたが、その日の体調に合わせた施術や自宅で自身でできることを教えて頂き行うことで改善していきました。寝つきも良くなりました。また、自分の体調を以前より気にかけるようになりました。」
「初回の施術で足の冷えに気づいて以来、生活の中で頻繁に足に意識が向くようになり、2回目までは、「あ、今冷えてる気がするからちゃんとスリッパ履こう」と、冷えに対して何かしらアクションを起こすようにしていました。しかし、3回目以降は足を意識してみる度に冷えを感じなくなり、その点は安心して心地よい生活を送れています(花粉症に悩まされているのはきついですが笑)。
卵子の質に少しでも影響していたら良いなと思いながら、また次回の施術に臨もうと思います。」
「妊活中、妊娠中の不安なことや何をした方が身体に良いのかを施術中に相談させてもらい、具体的な回答がもらえて助かっています。
8-10回目のアンケート結果
「足の冷えがだんだんとましになってきました。
「いつも丁寧に診てくださりありがとうございます。仕事中に足元の冷えが気になっていたのですが、最近は気にならなくなってきて嬉しいです。お話しも楽しいのでいつも来るのが楽しみです!これからもよろしくお願いします。」
「複数回施術をしていただき、生理痛や日々の体調が改善されているのを実感しています。
妊活での悩み事を気軽に話せるので気持ちの面でも柔らいでいます。」
「頭痛の回数が減った。体が楽になった。」
「施術を重ねるごとに、特によく指摘いただく胃腸の調子と眼精疲労がよくなり、日々の生活が楽になりました。夜家でお灸をする時リラックスでき気持ちをきりかえられるようになりました。」
データで見るそあら鍼灸院(治療実績)
胚移植のデータ
※対象2019年初診の患者様(2019.1.1~2019.12.31)
※判定が判明した45例の内訳
※妊娠は胎嚢確認できた場合とする

移植日(着床日)当日のみの鍼灸治療の効果は?
現在はおすすめしていない理由は、当日だけ鍼灸を行うより、前もって準備しておく方が妊娠率が良いためです。
2019年は胚盤胞移植当日の初診の方5例を受付しました。(35歳、36歳、40歳、43歳、45歳、)妊娠された方は1名でした。
43歳と45歳の患者様はその後も継続して鍼灸治療を受けられました。継続された2名とも妊娠されました。
総括
移植日までに「妊娠しやすい身体」をつくることが重要ですが、その準備ができていない状態での移植になるためです。す。
移植までの妊娠しやすい身体づくりとは

日本産婦人科学会のARTデータブックによると、移植あたりの妊娠率が36.1%
当院で1-3回の施術をして、妊娠された方の平均年齢は37.5歳。
移植までの身体づくりが重要と考えています。

2011年~着床のために、あるツボに鍼をする「着床鍼灸」
赤ちゃんと同じく、子宮に根付く胎盤は受精卵から作られます。
胎盤の内側はお母さんの血液のプールのような状態です。
そのプールを通して赤ちゃんと栄養などのやり取りをします。
受精卵が子宮内膜に着床した後、受精卵の絨毛膜と子宮内膜の脱落膜が合体して胎盤が形成されます。
そのメカニズムから着想を得たのが着床鍼灸です。