F・K様 33歳
患者様の声
2020/08/22
不妊カウンセリング・心の支え
年齢33歳
妊娠判明(胎嚢確認)までの来院回数
一言一言に耳を傾けて下さり、ほんの少しの変化に気を配って下さり、心から感謝しています。
ご出産報告
星野先生へ
2020年の1月に無事に出産致しましたので、ご連絡させていただきます。
この度は、本当にありがとうございました。
星野先生と楠本先生のおかげで妊娠することが出来たと思っております。
お2人には、鍼灸の施術だけでなく、体調改善のアドバイス、病院選び、精神的なケアなど、不妊治療に関連する様々なサポートをしていただきました。
私が発する一言一言に耳を傾けて下さり、また、私の身体のほんの少しの変化に気を配って下さり、心から感謝しています。
星野先生からは、私の身体を良くする為のアドバイスを沢山いただきました。
「首を出して他を暖かくすることで体温調節ができるようになる可能性がある」と教えていただき、実際に試してみたら、とても快適で、自分自身で体温調節が上手く出来る様になりました。
寒がりだからと常にヒートテックを着て首を温めていた私でしたが、首を出してエアリズム(ユニクロ)を着るようになったら冷え性が随分良くなり、お腹の冷えも減りました。
星野先生が親身に寄り添って下さったので、とても心強く治療を進めることが出来ました。
雨の日に私の濡れた靴を乾燥機に入れてポカポカに温めてくださった時には、帰り道、すごく嬉しくて、心までポカポカでした。
私がアニメが好きだと話したら、沢山のオススメアニメを教えてくださり、メモに書いて渡してくださり、優しさに感動しました。
そして、楠本先生から「もしかしたら男性不妊かもしれませんよ?」とナチュラルアートクリニックをご紹介いただいたことで、最短で男性不妊を発見することが出来、顕微受精にて妊娠するに至りました。
楠本先生が、私の鬱々とした気持ちを受け止めてくださり、一緒になって怒ってくださったこと、一生忘れません。
初診の時、泣きじゃくった私を慰めて下さった楠本さん。色々な気持ちを理解して寄り添って下さり、すごくすごく嬉しかったです。
楠本先生のおかげで、安心して治療を受けることができました。
お二人には、心から、感謝しています。
感謝してもしても、しきれないくらいです。
本当に本当にありがとうございました。
そあら鍼灸院からのコメント
F.K様
ご出産おめでとうございます!!
ご自身とたくさん向き合い、治療を頑張ってきたF.Kさんだからこその結果だと思います。
治療をするたびに顔色が明るくなっていくF.Kさんから、私自身もたくさんの元気をいただいてしまいました(笑)
これからはご家族皆様でたくさんたくさん明るい毎日をお送り下さいね。
どうか頑張り過ぎずにご自愛ください。本当におめでとうございます。
星野
不妊鍼灸の解説
今回の解説のポイントは2つです。
1.転院したことで、男性不妊が見つかり旦那さんも治療に取り組めた。
2.妊活=温めるではなく、自らの熱体質・冷え体質を理解した上での体温調節ができた。
初診の様子
F.Kさんは人工授精をしていましたが、旦那さんは人工授精ができているため自分の精液には全く問題がないと主張していて、全て治療がうまくいかないのは自分の身体のせいではないかと思い悩まれていました。
すでに体外受精を視野に入れていたので、ステップアップ前の体質改善として当院を受診してくださいました。
脈診
脈を診てみると洪脈という流れが強く、火照りの出やすい状態の脈でした。
洪脈は「暑」という状態になっているので、いわゆる熱の状態です。
体も火照りやすく、熱が昇り顔周りが熱くなっていく状態です。
腹診
洪という流れの悪さはパーンと張ったような触り心地として出るのですが、手をかざすだけでも熱を感じることができて、熱の作用で表面が膨張し、膨らんでいる熱気球のような状態でした。
ツボ
ツボは「暑」
すなわち熱を取るツボを使います。
F.Kさんは冬の寒い時期でさえも熱を取るツボがメインでした。
それは熱が発散できていない状態だからです。
冬の寒い時期にもかかわらず、上手く発散することができていなかったので、
少し改善までに時間がかかると思いました。
誤った冷え対策と対処法
F.Kさんはとにかく今まで妊活のために体を冷やすまいとカイロを貼ってみたり、つねにマフラーを巻いてみたり、夏でも体を温めるインナーシャツを着ていました。
その分べたべたする汗をかき、それがひかずに体が冷え、また温めるを繰り返していたそうです。
必要のない熱は汗や尿で体の外に逃げていきますが、通常そういった汗はさらさらしています。
一方でべたつく汗というのは体の中で留めておけずに漏れ出てしまっている状態となります。
いわば不必要な汗で無駄なエネルギーの消耗です。
F.Kさんの場合、体のなかに熱があるにも関わらずさらに熱を加えていたのでバランスが崩れ、いらないものの発散ができていませんでした。
まずは温めることを止めて、熱を逃がすようにしていきました。
マフラーは外だけにし、首元をラフにしてあげることで熱は逃げやすくなります。
カイロも張りっぱなしをやめて、手持ちに。インナーはその時期に合ったものを使うようにしました。
それだけでも汗がべたつかなくなり、冷えにくくなりました。
また、F.Kさんは自分自身に思いをとどめてしまう性格でもあり、余計にストレスが溜まり、熱を発散できなくなっていたのです。
ストレスは多くのエネルギーを消費し、身体のバランスを崩します。
なかなか卵胞が大きくならない周期がありましたが、身体が卵胞を育てるよりも熱やストレスを発散させるほうに優先順位をもっていったのだと考えられます。
実際に熱が逃げ、身体がすっきりすると卵胞が成長し始めたなんてこともありました。
転院の提案
旦那さんの妊活に対する意識を変えてほしい、一緒に前をむいて治療していきたいという思いもあり、男性不妊も診ていただけるクリニックへの転院のご提案をしました。
転院先は日本橋の病院です。
精子の問題が見つかり、旦那さんも細かく精子の状態の説明を受け、食事の改善など旦那さん自身の意識が向上しました。
F.Kさんも前よりも旦那さんと話し合いながら治療ができているとのことで、以前よりも治療後のお身体を持続できるようになっていきました。
その後初めての採卵、採れた胚盤胞での移植で妊娠、ご出産されました。
まとめ
自身の体質と向き合うことで身体の温め方が変わったこと。
病院を変えたことで知れたこともあり、ばらばらだった夫婦の妊活意識の向上。
前向きに治療に取り組めた。
数万例超の臨床実績から導き出した方式
〔①不妊鍼灸3本柱×②不妊カウンセリング×③おうち妊活〕
・不妊鍼灸3本柱(「妊娠脈づくり」「刺さない鍼」「鍼灸おすすめ日」)
・不妊カウンセリング(「妊活情報/クリニック選び」「認活」)
・おうち妊活(「妊娠力アップおうち妊活プログラム」)
東京都新宿区西新宿7-13-7 タカラビル2F
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