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患者様の声

2023/08/23

刺さない鍼・痛くない鍼

年齢42

妊娠判明(胎嚢確認)までの来院回数34

痛い思い・怖い思いをして採卵しても、空胞だと何の意味もないと落ち込みました。

ご出産報告


採卵をしても空胞続きで気持ちが萎えていた時に初めて伺いました。

以前、別の鍼灸院に通院していましたが、自宅から通いづらい場所と、何よりも刺される時の恐怖と痛みがかなりストレスになっていました。


「刺さない鍼」というフレーズをネットで見つけ、自宅からも近かったので、迷わず転院を決め、お世話になることにしました。


結果、「刺さない」ということがかなり安心で、ストレス無く通院することが出来、ストレス軽減がわりと早い段階で不妊治療にも効果が出始めました。



妊娠出来た後、一時的つわりの辛さで通えない時期もありましたが、鍼灸後全身ポカポカになる効用を感じていたので、臨月直前まで通院しました。

先日、お陰様で無事元気な女の子を出産しました。


院長先生と福田先生には、精神面でもサポートしていただき、心より感謝しております。





アンケート

Q:そあら鍼灸院の先生からのどんな言葉が印象的でしたか?

サプリメントについて迷っていたところ、早速に効用を調べて教えてくださり、親切な対応に感激しました。



Q:そあら鍼灸院に通ってみていかがでしたか?また、どのような変化がありましたか?

(体や気持ち面など、どんなことでもOKです。

本当に痛みがない鍼灸なので、ストレス無く通う事ができました。



Q:刺さない鍼や、脈をみての治療する不妊治療の鍼灸院は珍しいと思います。 

どのような点に価値を感じ、続けて通院していただけましたか?

痛がり&怖がりのため「刺さない」ということが安心できて私にとっては重要でした。




Q:妊活を始めた頃、どんな未来(家庭像など)をイメージしていましたか?

まだ30代だったので、それほど時間をかけずうまくいくとおもっていました。



Q:これまでの不妊治療で、今だから言える辛かったことはどんなことですか?

採卵をしても空胞が続いた時。痛い思い・怖い思いをして採卵しても、空胞だと何の意味もないと落ち込みました。



Q:これまでの中で1番嬉しかったことは、どんなときで、どのようなお気持ちを感じられましたか?

妊娠後、はじめて胎動を感じた時。そしてやはり無事、出産した時。心の底からほっとしました。




そあら鍼灸院よりコメント


Kさんご出産おめでとうございます。
初診の時に、刺す鍼だと恐怖と痛みでリラックス出来ないという事でそあらに来てくださいましたね。

痛みに敏感なKさん。最後の最後まで自己注射頑張りましたね
その恐怖に耐えて打てたのも、Kさん母親としての強さが現れてたのだと思います。

お子さんとの生活はいかがでしょうか。ご家族みんなが笑顔で過ごしていけるよう祈っています。


福田






不妊鍼灸の解説



初診の様子

初診で来られた時は、2回目の流産後でした。

以前に不育症の検査をしていて対策もしていたのですが、今回流産してしまい、胚に染色体異常があるのかを検査すべきか悩んでいる状況でした。


採卵としても空胞や未成熟卵が多く、受精しても胚盤胞まで育ちづらい状態が続いていたそうです。




身体所見

身体を見ていくと足はむくみが出ており、手足やお腹の冷えが気になりました。

さらに以前の鍼灸院で恐怖と痛みのストレスがあったとおっしゃっていたので、最初は緊張されていてお腹や肩の筋肉の張りもあわせて出ている状況でした。


施術

まずは心の緊張感を取り、少しでも安心してリラックスしてもらうのが第一優先です。

そのため鍼やお灸の際は動作をよりゆっくり、そしてKさんの反応をみながら行いました。


その中で脈を見ていくと、「滑脈(かつみゃく)」という余分な水分が停滞している時に出る脈が現れていました。


余分な水分が停滞

停滞した所が冷えやすくなる

冷える事で血流が悪くなる

さらに余分な水分が溜まる


こんな悪循環ができあがってしまうのです。


水分の停滞とは要は「むくみ」です。


では、なぜ冷えると水の流れが悪くなるのでしょうか。

実は、血管には小さな穴が開いています。それは赤血球や白血球などの血液成分よりも小さな穴です。

血流が悪くて流れがゆっくりになるとその穴から水が漏れだします。それがたまってしまうとむくみとなるのです。


そのむくみを取るためにも血流をあげ、余分な水分が流れやすくなるように治療していきました。






セルフケア

足のむくみや冷えを予防するためにウォーキングをオススメしました。


さらにウォーキングで温まった後はその温かさを維持するために、レッグウォーマーや腹巻きを生活に取り入れていく。

すると治療+セルフケア1ヶ月後には

「治療は痛みが全くないのでリラックスしやすくて身体もポカポカする。それに普段の生活では足先はまだ冷えるけど、前よりも温かくなってきた」と

少しずつ身体の変化が出てきたのです。



最後に

治療をし始めてからの採卵は、取れた分の胚が全て受精し、さらに全ての受精卵が胚盤胞まで育つようになりました。

それを移植して着床、そして出産されたのです。


恐怖や痛みなどのストレスが身体の負担となり、水分の停滞を悪化させていた可能性があります。


リラックスしながら、身体をケアいく事。

それがKさんにとってより身体が整いやすい環境に働いたのだと思います。



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