M・W様 40歳
ご出産報告
院長先生、星野さん こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
シロッカー手術後、安静や切迫で入院となり、ご連絡ができずに申し訳ございませんでした。
2/14に7ヶ月の早産となり、女の子を出産しました。
しばらくNICU.GCUに入院したのち5/30に39週1日で 大きな問題なく無事に退院できました。
不妊治療中から妊娠中まで長い間、大変お世話になりました。
身体を整えるだけでなく、なかなかうまくいかない中、考えすぎる傾向のある自分でしたが、通っているうちにいつの頃からか、 あまり考えずリラックスできるようになったことはとても大きかった気がします。
直接ご挨拶できず残念ですが、 今まで大変お世話になり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
そあら鍼灸院よりコメント
M.W様ご出産おめでとうございます!!
初診の時から治療に熱心で前向きなM.W様。
身体は(西洋的に)問題なくたまごのグレードもいいのに上手くいかず…とたくさんのお話をしてきましたね。
そんなM.W様のお身体は(東洋的に)ほてりやすく、いつも汗が漏れ出ていました。
そこをご自身でも自覚し治療に取り組んでくださいました。
治療を重ねるごとに「ほてりが減った!」というM.W様のお顔はずっと覚えています。
たくさん頑張られたM.W様だからこその結果だと思います。
本当におめでとうございます!
星野
鍼灸治療の解説
初診時の所見
「ホルモン値は問題ない、たまごのグレードもいい、
内膜も大丈夫だし着床もする…でも上手くいかないんです。」
初診の時にお話いただきました。
ただその時のM.Wさんは落ち込んでいる様子はあっても、
とてもまっすぐな目をしていて「妊娠を維持出来る身体を作りたい」
とおっしゃってくれたことは今でも忘れません。
身体所見
お身体を診た時はお腹は硬く、ペタペタと漏れ出る汗、
ほてりがあって、足は冷たく、便秘になりがち。。。
繰り返していた流産もあって、消費し続けた力を補いきれないままで
力のないような脈をしていました。
疲れやすさがあり呼吸が浅くなったとM.Wさんも自覚有。
初診時は5月だったので夏に向かって
いらないものは発散(運動後のような汗・お小水など)、
こもっている熱を逃がしていく必要がありました。
お家のお灸が気持ちいいと治療に熱心に取り組んでくださいましたね。
治療を続けていくことで、
「ほてりが少なくなった!足の冷えを感じない!
ペタつかなくなって、汗かいたあとスッキリする!」と身体の変化もでてきました。
そのころにはお腹も柔らかく脈もしっかりしていて、いい状態をキープできるように。
自然と深い呼吸も出来るようになり、身体の流れがスムーズになりました。
まとめ
M.Wさんの場合、
熱が上にあがりやすく足は冷たいといったバランスの不具合。
そこからくる呼吸の浅さでより流れにくくなり、便は熱のしわざで硬くなりやすく便秘がちに。
まずは不足している力をつけ、熱を逃がしてあげる事が必要でした。
そうしてあげる事でバランスが整い、他の不具合も調整され
自ずと妊娠しやすい身体に近づきました。
星野