Q：そあら鍼灸院の先生からのどんな言葉が印象的でしたか？

毎回、優しく丁寧に体調について気にかけてくださったことが印象に残っています。

Q：そあら鍼灸院に通ってみていかがでしたか？また、どのような変化がありましたか？

（体や気持ち面など、どんなことでもOKです。）

Q：刺さない鍼や、脈をみての治療する不妊治療の鍼灸院は珍しいと思います。 

どのような点に価値を感じ、続けて通院していただけましたか？

自分ではなかなか気づけない体調の変化に寄り添ってくださる点

初めての妊娠での流産が辛く、どん底にあったなかでそあらさんに出会いました。

焦らず前向きに臨めばいいのだと思うことができました。

Q：これまでの中で１番嬉しかったことは、どんなときで、どのようなお気持ちを感じられましたか？

病院で初めて心拍を確認した瞬間

そあら鍼灸院よりコメント

不妊鍼灸の解説

初診の様子

自然妊娠後の初期流産、そしてその病院でPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断。

さらには不眠症で眠れず、さらにめまいで仕事がままならないため休職しようと考えている最中、来院されました。

Tさんは「妊娠希望だけど、まずは普通の生活が送れるように不眠症を治したい」と切実におっしゃっていました。

眠りたいのになかなか眠れず、それなのに出勤すると眠気と体調不良で仕事に集中できない…。

それがTさんにとって、とてもストレスになっているようでした。

身体所見

お身体を診て、1番気になったのが筋肉の緊張です。

特に緊張が強かったのが、肩や首でした。

Tさんはもともと肩こりがあったそうですが、「ここ最近でより強くコリ感を感じているけど、治し方がわからない」とおっしゃっていました。

お辛い出来事が、精神的にも肉体的にも緊張という影響が出ていたのではないかと思います。

施術

まずはこの緊張を少しでも和らげるよう治療していきました。

それは肩や首のコリをほぐすのもそうですが、同時に精神面の緊張もゆるめることも重要です。

Tさんの中でどんな負の感情が心の緊張をもたらしているのかをゆっくりカウンセリングしていきました。

脈としても「弦脈」という、ギターの弦のように引き伸ばされた硬い脈をされていました。

その硬さを取るツボを使い治療。

すると「身体が心地よい温かさで、不安も少し落ち着きリラックス出来た」とおっしゃってくださいました。

セルフケア

もちろんお家でのセルフケアも、緊張を取るのが第一優先です。

少しでもリラックスできる時間を増やしていければと、自分でできる自律神経を整える「深呼吸」と温熱効果のある「お灸」をお伝えしました。

さらにお灸はツボの効能も身体に伝わります。

眠りを促すツボを使うことで気持ち的にも「ここにお灸すれば大丈夫」と安心してできたとおっしゃっていました。

最後に

心の緊張は身体にも現れます。逆もしかりで、身体の緊張も心に現れるのです。

その緊張を早く取るためには、身体と心のどちらもアプローチしていく必要があります。

初診の段階で素直に悩みを打ち明けてくださったおかげで、私もどうしたら良いのかをしっかりとお伝え出来ました。

また肉体面では、一つ一つの行動によって身体は変化します。

例えば

PCを使うと肩コリが出やすくなる。

アイスを食べるとお腹を下しやすい。など、さまざまな変化がみられます。

どんな動作をした時に(逆にしないからこそ)○○の症状が出るなど、自分の身体と向き合う事が改善への近道となるのです。

お仕事がお休みの分Tさんも自分の身体と向き合う事が出来たことで、比較的早く不眠の症状が落ち着き妊娠に結びついたのではないかと思います。