総会 講師挨拶
先日、鍼灸の研修会の総会と外来講師講演がありました。
毎年4月は総会です。
この時はばっちりスーツになります!
4月は講師の挨拶があるのが恒例。
研修部の講師として挨拶で前に出たのですが…
撮影は
目をつぶった瞬間(汗)
ばっちりスーツなのに…
(でもせっかく撮っていただいたので写真使いましょう。一応サイズは小さくしておこう)
「1年間は意外に短いですよ。時間を大切に研修しましょう」
ということを話しました。
自戒を込めて!
外来講師講演 『難経本義諺解』
そして午後の外来講師講演は荒川緑先生による『難経本義諺解』について
難経はこれで[なんぎょう]と読みます。
『難経』は紀元後しばらくした頃の本と言われています。
いってみれば鍼の専門書です。
なんと半分近くが脈について書かれてる。
それだけ鍼治療には脈診が欠かせないのです。
脈で生きるか死ぬか分かると始めの方に書いています。
脈診を応用すると妊娠しやすい身体かどうかも分かります。
これが『難経』
(インスタでちょくちょく発表のシーンがあるのはこの難経の発表です)
(荒川先生は院長松本が鍼灸の学校に通っていたころの先生です。)
『難経』のように昔の本を古典といいます。
東洋医学は古典が元になっているので、
私たち鍼灸師はこの古典を勉強し、日々の臨床にあたるわけです。
古典には脈のことがとても多く書かれてあり、
脈の重要性がイヤでも分かります。
読んだら分かるのですが、重要なことは古典に書かれています。
大事なのは古典を臨床に結びつけること!
そのためにインプットしては臨床の繰り返しです。
そうそう、
11月に婦人科疾患について学会で話すことになりました。
「婦人科疾患と脈」について話そうかなと考えています。
(11月の講義の様子 医事寸言というフリートークもあります 妊娠の確率を上げる東洋医学的身体づくり)
全ては明日の臨床のために
「人生が変わるサポート」のために