【そあら鍼灸院】産後骨盤軸|妊娠中・産後ケア

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-13-7 タカラビル2F
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妊娠中・産後の鍼灸

採卵前・移植前の方へ|
妊活鍼灸はいつから、何回受ければいい?

1. 採卵・移植前に何度か身体をみる理由

「採卵が決まりました。鍼灸は何回くらい受けたらいいですか?」

「来月移植です。今からでも間に合いますか?」

「ずっと通っている場合も、移植前に何回か受けた方がいいですか?」


こういったご質問、本当によくいただきます。


採卵や移植の日程が決まると、その直前に何をしたらいいか、気になりますよね。

ただ、私がみているのは、採卵日や移植日そのものだけではありません。


そこまでの間に、身体をどこまで良い状態に持っていけるかを大事にしています。


そして、初めてそあらに来られる方と、これまで通ってくださっている方とでは、身体をみてきた時間が違います。

なので、同じ採卵前、同じ移植前であっても、通い方は少し変わってきます。


  • このページでわかること
  • 採卵を控えた初めての方は、何回くらい受けるとよいか
  • 移植を控えた初めての方は、いつから・何回くらい受けるとよいか
  • 採卵を控えた通院中の方は、どう通えばよいか
  • 移植を控えた通院中の方は、いつ施術を受けるとよいか
  • 少し通院期間が空いた場合は、どう考えるか
  • 研究で行われている回数を、そあらではどう考えているか

採卵・移植前に何度か身体をみる理由

「今から鍼を受けてもいいですか?」


採卵や移植が近くなってから、こうしたご相談をいただくことがあります。

もちろん、その時点からできることはあります。


一方、妊活鍼灸の研究をみると、採卵前や移植前から複数回の鍼治療を行ったものがあります。(1)(2)(3)


採卵では、採卵に向けた時期に複数回の鍼治療を行った研究があります。(1)


移植でも、移植当日の1回だけではなく、移植までに複数回行った研究があります。(2)(3)


そあらでも、こうした研究を通う回数を考える参考にしています。



身体の変化は少しずつ積み上がります

施術をすると身体の状態が図のように上がります。


時間が経つと下がりますが、次に施術をした時にまた上がり、ジグザグしながら変わっていきます。

初めての方の基本的な通い方

一番のおすすめは週1回程度のペースです。

また、長年患者さんの身体をみてきて、2回目の施術に関してはできれば5日以内に受けていただくことをおすすめしています。


最初の2回の間隔を空けすぎない方が、その後の身体の変化も早いと感じることが多いためです。


その後は週1回程度を基本にします。


目標の状態(オレンジのライン)まで到達すれば、あとはキープできれば良いので間隔を空けて大丈夫です。


採卵や移植が近い場合は、残っている日数に合わせて考えます。



とはいえ実際の通えるペースについてはご都合があると思いますので、ご相談の上、施術計画を立てていますのでご安心ください。

2. 採卵を控えている初めての方

研究では、採卵に向けた時期に9回の鍼治療が行われています

IVFを受ける女性を対象にした研究では、採卵に向けた時期に9回の鍼治療が行われています。(1)


「9回受ければ、良い卵が採れる」という意味ではありません。


私が参考にしているのは、採卵直前に1回だけではなく、採卵までの期間を使って複数回の鍼治療をしていることです。


そあらでも、採卵の予定が分かっている方には、この研究を一つの参考にしながら通い方を考えています。



卵胞は、採卵周期より前から育っています

採卵周期に入ると、卵胞が大きくなっていきます。


でも、その卵胞が今月突然できたわけではありません。


卵胞は、その前から数か月かけて育ってきています。

今周期に採卵する卵胞も、その前から少しずつ成長してきたものです。


そのため採卵周期だけではなく、約半年かけて育っているこの期間を大事にしています。


•卵胞は数か月かけて育っている

•研究では、採卵に向けた時期に複数回の鍼が行われている


この2つを考えると、採卵予定が分かっている場合、少し前から始める方がおすすめとなります。

3.移植を控えている初めての方

移植までに4回程度を一つの目安にしています

移植については、移植当日の1回だけではなく、移植までに複数回の鍼を行った研究があります。(2)(3)


当院ではこうした研究を参考に、初めての方には移植までに4回程度を一つの目安にしています。


移植当日より前から身体をみたい理由

胚盤胞移植の場合、そあらでは移植日当日の着床鍼も行っています。
ただ、初めての方なら、できればその前から施術を受けられることをおすすめしています。

移植当日が初診だと、その日に初めて脈やお腹をみて、初めて施術をすることになります。

その身体が施術後どう変わったのか。
数日後にどうなっているのか。
そこまでは確認できません。

だから、移植当日の一回だけではなく、その前から移植日に向けて身体づくりのサポートができればと思います。

移植まであまり時間がない方もいます。
その場合は、残っている時間の中で予定を考えます。

移植日が決まっている方は、初診予約のときに教えてください。

LINEから相談をする

4.採卵を控えている通院中の方

これまでの身体の変化を生かします


すでに通っていただいている方は、これまでの施術で、すでに身体の状態がある程度まで上がっている状態です。

採卵が決まったら、まず今の身体を確認します。


少し期間が空いていれば、以前良かった状態を目安に戻していく。


一度良いところまで身体が変わった方は、少し間が空いて戻っていても、以前良かったところまでは戻るのが比較的早い。


これは長年みてきて、私がかなり強く感じていることです。


一度勉強して覚えたことに少し似ています。

しばらく使わないと忘れてしまう。


でも、もう一度勉強すると、

「ああ、これだった」

と早く思い出せますよね。


なので、

「しばらく行っていなかったから、また最初からかな」

と思わなくても大丈夫です。


これまでの経過を生かしながら、採卵に向けてもう一度身体をみていきます。


採卵予定が決まったらLINEで教えてください。


今の状況から施術日をご案内します。

5.移植を控えている通院中の方

今のお身体を確認して移植に合わせます

移植までに現在のお身体の状態を確認させていただき、移植の準備をいたします。


移植前に一度身体をみておくと、今も良い状態を保てているのか。

少し戻っているのか。

最近の疲れや睡眠の影響が出ているのか今一度確認し施術します。


移植予定の場合LINEで教えてください。

施術のペースや必要なご案内をいたします。

6.移植日当日の着床鍼について

胚盤胞移植の場合は、移植日当日の着床鍼も行っています。
KLCや新宿ARTクリニックなど、新宿近隣のクリニックでは、移植時間に合わせて施術できる場合があります。
当日の時間や流れはこちらにまとめています。

子育て中で自分の子育て中は子供最優先で自分のことは疎かにしがちですが、早めに受けると身体が本来の使い方を思い出すと思います。
特に生後3ヶ月あたりから出産のダメージプラス子育てのダメージが蓄積されてくるので、骨盤がまだ緩いうちに1度でも施術すると良いと思います。


参考文献

1. Magarelli PC, Cridennda DK, Cohen M. Changes in serum cortisol and prolactin associated with acupuncture in women undergoing in vitro fertilization and embryo transfer. Fertil Steril. 2009;92(6):1870-1879. doi:10.1016/j.fertnstert.2008.10.067.
2. Guven PG, Cayir Y, Borekci B. Effectiveness of acupuncture on pregnancy success rates for women undergoing in vitro fertilization: A randomized controlled trial. Taiwan J Obstet Gynecol. 2020;59(2):282-286. doi:10.1016/j.tjog.2020.01.018.
3. Xu M, Zhu M, Zheng C. Effects of acupuncture on pregnancy outcomes in women undergoing in vitro fertilization: an updated systematic review and meta-analysis. Arch Gynecol Obstet. 2024;309(3):775-788. doi:10.1007/s00404-023-07142-1.