毎年8月に所属している鍼灸の研修会の学術合宿があります。
土曜日にその合宿のための講師合宿、
日曜日に通常の研修会がありました。
土曜の夕方から雨が降ってきてかなり寒かったです。
そして宿泊はホテルだったので服や空調がうまく調整できず更に冷えてしまいました。
翌日の日曜日の朝は、
冷えた身体を温めようと熱めのシャワーで長めに頭から浴びていたら・・・
逆にのぼせて頭が痛くなってきた。
首と頭を触るとアッツイ!
そもそも夏というのは気温が多少寒いとしても、本来的には暑さや熱の影響を受けやすく、そのため熱症状が出やすい時期です。
体が熱い、ほてる、発熱、顔が赤い、頭痛、のぼせ、汗を多くかく、喉が渇く、脱力、夏バテ、熱射病、不眠、イライラ、心拍数は多くなる、夢を多く見る、息切れ、食欲不振、熱中症etc…
熱の影響を受けた脈:洪脈
以上のような所見が現れます。
のぼせを取るように自己治療をし、
一日講義と実技をこなすことができました。
知識をどう活かすかが治療へとつながります。
知識をどう活かすかは妊活でも同じことがいえます。
体質の違いにより、セルフケアは合う合わないがある
冷えが強い人、熱が多い人、乾燥している人、水でポチャポチャな人、
人の身体(体質)というものは様々です。
・気候でも暑いと元気になる人もいれば、グダーッとやられてしまう人もいる。
・寒いと芯から冷えて非常に不調になる人もいれば、涼しくて気持ちいいという人もいます。
・天気が悪いと頭痛が出る人もいれば、全く出ない人もいる。
人それぞれの状態は実に様々。
そうなると治療で使うツボが異なります。
また自宅妊活(セルフケア)で行うべきことも変わります。