へそ灸の効果
へそ灸って興味ありますか?
「そあらさんが、へそ灸をしているから問い合わせました。」
こんな問い合わせが来て、意外と興味ある方もいらっしゃるのかな?と思いました。
そう、
実は「へそ灸」の効能は不妊治療の補助にはもってこいです。
一般的には冷えを温めることが重要だと言われますが、
私たち東洋医学の専門家の間では、
元々持っている「妊娠力」を発揮できるようにすることで温まっていくようになることが重要だと考えています。
それを促進するのが当院で行っている「へそ箱灸」です。
このお灸は、温熱効果だけが目的ではありません。
一方でご自宅でできる台座タイプのお灸とも違います。
「へそ箱灸」とは
「へそ箱灸」には妊活に良い3つの効果があります。
1.深く熱が入る
2.子宮、卵巣への血流を上げる
3.胃腸の消化吸収機能が上がり、食べ物から身体をつくる力が底上げされる
1.深く熱が入る
もぐさを使うお灸は、強力です。
なぜなら、もぐさの原料はヨモギですが、
さまざまな薬効成分があるため、古くから薬草として用いられてきたのです。
そんなもぐさは、奥まで熱が届きやすく深部まで熱が届きます。
さらに後で詳述しますが
「へそ箱灸」は湿熱の効果もあるため、より深くまで熱が届くようになります。
2.子宮、卵巣への血流を上げる
おへその奥には太い血管が流れていて、
そこから枝分かれして子宮まで届きます。
(上の図参照)
また卵巣へ届く動脈は、
卵巣動脈と言って腰の辺りから直接卵巣へ達します。
卵管へも一部届きます。
へそ灸を使ってお腹が温まるか実験した画像を掲載させていただきます。
こちらでも紹介させていただいたメーカーの桐灰さんから使用許可をいただきました)