お腹が大きくなるにつれて、腰痛に悩まされる妊婦さんは多くいらっしゃいます。
腰痛には湿布を…と考えるでしょうが、1点注意が必要です。
厚生労働省から
「妊娠後期の妊婦さんがケトプロフェンを含む外皮用剤(湿布など皮膚につける薬)の使用で羊水過少症や胎児動脈管収縮などの副作用が表れる」という報告がされました。
ケトプロフェンが含まれる外皮用剤というと「モーラステープ」という湿布薬が挙げられます。
整形外科などでよく処方される湿布薬です。
湿布薬なら使っても大丈夫だろうと考えがちですが、注意が必要です。
妊婦さんの腰痛は多い症状
鍼灸治療の中で腰痛は最もメジャーな症例です。
妊活の鍼灸から、そのまま妊娠中の鍼灸を正産期まで通われる患者さんが多くおられます。
そうすると、妊娠中に腰痛が出てくる患者さんもいらっしゃいます。
妊娠中は痛み止めなどの薬も安易に使えません。
また、「知らない治療院に行くのも躊躇する」とよく耳にします。
妊娠中の身体は、妊娠前とは違います。
妊娠中であることを考慮して治療を進める必要があります。
当院では安産治療に合わせて腰痛治療も行っておりますので、合わせてご相談ください。
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/312.pdf#search=’厚生労働省 ケトプロフェン
そあら鍼灸院 妊娠中の治療の手順(週数に応じた治療の手順と注意事項について書いてあるページ)
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